2021-01-01から1年間の記事一覧
www.stephens-workshop.com 「人生の道の半ばで/正道を踏みはずした私が/目をさました時は暗い森の中にいた。/その苛烈で荒涼とした峻厳な森が/いかなるものであったか、口にするのも辛い。/思い返しただけでもぞっとする。/その苦しさにもう死なんば…
www.stephens-workshop.com 長いだけとナメておりましたが、私もep.14並みに苦戦しております。 長すぎる(笑)。とても全部を網羅することができないので、最初に読んで作ってみた大体の場面の流れを公開します。この部分面白そう! と思った部分だけじっく…
www.stephens-workshop.com 第14挿話の鼎訳と原文を突き合わせて、「大体こんなことを言ってますよ」と思われる部分をあらすじ的にまとめてみようと思ったのですが、いつものようにざっくりまとめることができず、かなり訳し直しのようになってしまいました……
パロディと匿名性――『ユリシーズ』第12挿話の「丁寧な埋葬」*1に手向ける、柳瀬氏の解釈に対する一考察 私にとってキュクロプスと言えばルドンの描いた絵画、あの優しく悲しげな眼をした巨人を最初に思い浮かべるのだが、ユリシーズ第12挿話のキュクロプスか…
昨日祖母から聞いた話を、忘れないうちに書き留めておく。自分の身近な人から戦争の話を聞くのは初めてだったからだ。 私の祖母は1929年生まれで、今年92歳になる。母方の祖母だ。父方のほうはどちらもすでに他界している。祖父は私が中学三年生の時、60代で…