Ball'n'Chain

雑記

不動産屋トラブルについて

 特に誰も興味はないと思いますが、ツイッターで連ツイするにはあまりに長いので(いつものパターン)、ブログに載せときます。不動産トラブルの話です。
☆問題
・私の部屋の電気が突然切れる。蛍光灯を変えても直らない。設備の基礎的な部分が壊れたんだな、と思って、24時間365日無料で対応しますと謳っている管理会社に電話をした。が、その対応がひどすぎる、と思った。
☆言ったこと
・契約時にもらったパンフレットに、水回りの不具合やその他故障についてはすぐに対応します、と書いてある。消費者としてはそのように書かれていれば、すぐに業者を手配するなりしてくれるものと考えると思う。3度も4度も担当者が変わり、一々説明を最初から繰り返さなければならないような対応をされた挙句、それでもまだこちらの故障の状況を完全に把握されず「それは消耗品なので借主負担」と返答された。このパンフレットは消費者の錯誤を招くものではないか? 消費者相談センターに相談するようなことになりますよ?と言った。
→どうぞそうしてください、と言われる。
→「すぐには対応しかねる事態や、借主負担の修繕になる場合もあるので(そのようなパンフレットの文言にならざるを得ない)」と言われた。じゃあそう注意書きとして書くべき、と言った。→上申しておきますとのこと。
・なぜそこまで情報共有ができていないのかと訊くと、自分以外に他の担当者では担当できない・当時の担当者がいないと向こうが言う→借主からの相談窓口を設けている以上、担当者が異動すれば後任や他の社員に情報を引き継ぎ、共有するのは会社として当然。それをやらないというのは御社の怠慢であり、問題ではないか? それで管理会社と言えるのか? 正直に言ってこのような状態では全く信用できないと言った。
☆言われたこと
・蛍光灯・シーリングが消耗品かつ残留物であって、それを借主負担で直すのは常識
→そちらの常識ではあるが、こちらの常識ではない。どちらの常識を優先するか?というのは誰にも判断できないことではないのでは?
・残留物(前の住人が残していったもの)の問題
→そもそもこれだけ説明しても(4回事情を話した)理解していないということから、どう考えてもうちの備品や設備の何が「残留物」であるかは把握していない。椅子に上って写真三枚撮って向こうにメール添付して送ってやっと理解している状態。うちも大家なので分かるが、退去済みの部屋に備え付けられた備品については、それが前入居者によって交換されたものかどうかは一々確認していない。正常に作動していればそのまま残してある。ただし、照明の故障であれ(さすがに蛍光灯の交換まではしないが)、排水管の詰まりであれ、こちらが「部屋に基礎設備として備え付けられているもの」については全額こちらの費用で修理している。シーリング(なのか…? うちの照明はちょっと変わっているので、それを何と呼ぶかは分からない)については、蛍光灯という個人の使う消耗品を備え付ける上での基礎設備として認識しているので、もしそのような苦情が来たらこちらとしては直す。それがこちらの「常識」。例えば排水管の詰まりだって、それが前入居者の残した汚れによる不具合なのか、今の入居者の使い方による問題なのかは正確には判断できない。シーリング(?)の隣にも謎の四角い機械部分があるので、それが壊れているのかどうかすら分からない状態だし。
→そもそも残留物の定義が曖昧。管理会社や家主が部屋の残留物を前入居者に一つ一つ確認していなければ、向こうの勝手で「それは残留品なので借主負担で直せ」ということができる。それなら結局ほぼすべての部屋の備品や設備について、借主負担で直させることが可能になる。
→「残留物の修理については借主負担」とは契約書には書いてない。何が残留物であるかも書いてはいない。それは「部屋の基礎設備であればオーナー負担で修理する」という「常識」に基づいたものではないのか? ちなみにうちのアパートの契約書にも残留物については記載していない。
・修理費用は軽微→軽微かどうかはこちらの判断する問題。
・「あなたと大家さんの意向が一致することはありません」→もはや言葉を失う。
☆課題
・契約書の問題
→借主負担になる項目のなかに、照明設備の故障については書かれていない。あくまで借主が故意または過失、不適切な手入れ、用法違反によって破損・損傷をもたらしたものについてしか、借主負担の負担となる修繕には含まれていない。貸主負担の項目の中には「柱等(借主の責任ではない破損等)」「設備機器の故障、使用不能(機器の耐用年限到来のもの)」とある。仮にシーリングらしき部分が消耗品・残留物であるとすれば、これは一体誰が修繕費用を負担するのかについては明記されていない。「常識的に」考えて、借主は照明に関してカバーの掃除と蛍光灯の交換しかしないのでは。
→「借主が入居中に行える修繕事項の内容」として、「電球・蛍光灯の取り換え」「ヒューズの取り換え」「その他費用が軽微な修繕」とあるが、それは借主が「行える」ものであり、「行わなくてはいけない」ものではない。
☆思うこと、本音
・覚えている限りで9回は引っ越しているが、シーリングの交換なんて自分でしたことがない。シーリングって消耗品である蛍光灯を取り付けるための基礎設備じゃねーの? 基礎設備だって経年劣化によって壊れるのは当然考えられることだろう? そもそもシーリングが壊れているのか隣の謎の四角い機械が壊れているのかもわからない。
・隣の和室のシーリングを付け替えてみろと言われた。
→だからシーリングの取り付け方が分からないって何度言ったら分かるんだよ。もし素人が勝手に交換して周りの壁を壊してしまうようなことになったら、弁償してくれるのか? 電気屋さんを呼んで交換してもらって、やっぱりシーリングの問題じゃない、と言われて、作業代請求されたら弁償してくれるのか?
・自分で「そんなにお金のかからない修理だと思う」っていうくらいならお前が払えよ… うちの母は1000円以上だったら軽微な額じゃないと言ってるぞ…
・大家さんからお金をもらって管理業務を委託されている以上、絶対に修繕費用は借主負担にしたいという状況は分かる。ちなみに大家さんとは私は直接話したことがないので、どういう人かは分からない。
・一旦契約してしまった以上、契約書に文句をつけられるのだろうか…?
・「残留物」がやはり気になる。少しネットで調べたが、残留物については借主負担だという意見が結構あった。しかしそれならば入居する前に、何が残留物で何が基礎設備かを書面ではっきりさせておくべきではないだろうか。繰り返しになるが、大家と管理会社は絶対にその辺を確認していない。だから、自分で修繕したくないと思えば「それは残留物」と勝手に言うことができる。
・部屋の故障に対応するパンフレットは消費者の錯誤を招くもので、消費者相談センターに相談するようなことになりますよ?と言ったら、どうぞそうしてください、と言いやがったが、私の履歴を知らないな… 消費者相談センターどころでなく、弁護士通して大家とやり合ってんだからな… どっちも勝ってんだからな… 御社のパンフレットが詐欺資料として警察に保存されることになるかもだぞ…
・今のご時世、圧倒的に貸主より借主の権利の方が強いのだが、何でここまで修理を拒まれるのか…? 別に借主としての権利をそこまで強く主張している気はないし、する気もないが、金銭の絡む契約的な問題について納得のいかないことについては泣き寝入りすべきではないと思う。しかし賃貸借契約の「常識」について、地域差があるのか…? たとえそうだとしても、消費者相談センターに地域差はそんなにないと思うのだが…
・最悪、どうしても承知しないのであれば、まじで消費者相談センターにした上で、電話での会話の録音をとり、TwitterFacebook、このブログで店名と担当者の実名をあげて、皆さんのご意見を伺うというかたちで公開するということにさせて頂く。
・そして最悪、どうしても承知しないのであれば、こちらで「残存物」とみなした照明器具・コンロ・排水管等を全て新調したうえで、退去するときにはそれを全てこちらで取り外させていただく。それは大家様の莫大な損害になると思いますが、それでもいいんですよね? 「残留物」なんだから。
・とにかく納得できる説明をもらえない限り、こちらで修理費用を負担するというのは筋が違うと思うし、この先別の何かが壊れたとして、今回のような前例ができてしまったら、何が壊れてもこっちの負担になってしまう。
☆母の意見
・シーリング交換しましたけどやっぱり壊れてます、と嘘をつき、とりあえず業者に来てもらって、直ったら「ああ、直りましたね」で終わらせては?
→業者が不動産屋と結託していて、これは元々シーリングが壊れているから、シーリングは消耗品だからあなたに修理代等を払ってもらいます、と業者に言われたらどうすんだ…?
☆覚えている限りで9回引っ越したうち、うちは2回しかまともな管理会社と大家に当たらず、あとはすべて法外な清掃料を取られたり(故意や過失で汚してもいないのに訳の分からない理由で敷金を半分しか返してもらえなかったり、10万以上とられたこともある)、契約した後で建物の外装料として100万を請求されたり(それは賃貸ではなく分譲マンションですが)している。その度に母が泣き寝入りしたりキレたりしていた。父は全く頼りにならず、なぜか相手側の味方になったり、「お前はこう言え」と自分で戦うことなく母に戦わせたりする人だった。それを借主としても貸主としても小さい頃から見てきているので、とにかく不動産屋や管理会社を名乗るものは本当にろくでもない、という認識しかない。私が一人で契約した不動産会社も、比較的良心的なところはハウスコムの吉祥寺店だけだった。今の時代、どこの会社も企業も利益を上げるのに大変なのは分かる。でも消費者としては、虚偽や訳の分からない理屈にはいはいと応じていたら生きていけない。個人的な経験から言いますが、不動産関係者には十分気を付けてください。あ、うちは前述しましたがかなり良心的な類ですよ。消耗品とか残留物とか関係なく、苦情がくれば、明らかに入居者の破損でない限り全額こちら負担で直すし。あまり交通の便はよくないですが、無料駐車場付き敷礼なしで、1ⅬDKで3~5万くらいの家賃だし(古い物件なので、いつ入居されたかと仲介する会社によってどうしても家賃が違ってしまうのですが。多分今は4万くらい)。ありがたいことに今は満室ですが…。「死ぬまでここに住みます」と言ってくれた入居者の方もいる(笑)。
☆ということを踏まえて、次の電話で戦います…orz